雨音から


雨。しとしと、ざあざあ音を立てる。 警報がでるぐらいの大雨はやっぱり怖いけど、
今日みたいな雨の音は心地いい。
そんなふうに思うようになったのは、
つい最近な気がする。
小さい頃はお気に入りの雨具を着れたり、
水たまりで遊んだり、
庭にカエルやカニが出没したりと、楽しかった。 いつの間にか大人になった私は、服が濡れる雨を
あまり好きではなくなっていた。 私の好きな音楽家のひとり、高木正勝さん。
高木さんの音楽に出会えたのは
雨が好きになったきっかけの一つ。 高木さんの音楽は自然を奏でている。 聴いていると情景が浮かんでくる。 四季折々の美しさ、強さ、逞しさ。
そして時には自然の怖さ。
いま、子供と一緒に遊ぶと昔の自分に重ねて、
改めて自然の美を感じる。 あの時は気が付かなかったけど、
当たり前だったけど。
雨の日、屋根にあたる雨粒の音。
車が水たまりを走る音。
外で子供たちのはしゃぐ音。 外のしとしと、ざあざあと一緒に
高木さんの曲を聴きたくなる。